革製品のトラブルについて
靴や鞄といった革製品は、私たちの生活によく馴染むものです。しかし、革製品は繊細でトラブルが起きやすいものでもあります。こちらでは、革製品によくあるトラブルについてご紹介致します。
すり傷や色落ち
革製品は丈夫なため、すぐに壊れることはありません。しかし、長く使用しているとどうしてもすり傷や色落ちなどのトラブルが起こりやすくなります。革製品は丈夫ではあるものの、赤ちゃんの肌のようにとてもデリケートであるため、ちょっとしたことですぐに傷がついてしまいます。
しかし、こまめにお手入れしていれば傷をつきにくくすることも可能です。また、色落ちは日光や蛍光灯による紫外線のダメージを受けることで起こります。よって、なるべく革製品には光を当てないようにすることが大切です。
カビが生えた
革製品は動物性たんぱく質を含んでいるため、一般の繊維よりもカビが繁殖しやすいのが特徴です。また、外で使用する革製品の場合、空気中にあるカビが革の表面に付着してしまい、これが保存条件によってカビを増やしてしまうのです。
カビは、温度と湿度、栄養があればどんどん繁殖していってしまいます。特に湿度の高くなる梅雨時は、カビが増殖しやすいです。カビを生えさせないためにもカビが増殖するような条件にしないことが大切です。
雨、水シミ
革製品が水に濡れて、シミになってしまったというトラブルも多いです。なぜシミができるのかというと、部分的に濡らしてしまうと濡れている部分だけ繊維が変形し、乾燥すると革の中の油分が不均一になって抜けてしまい、収縮や硬化を引き起こすからです。
また、雨に含まれる不純物が繊維に染みこむことから、シミになってしまいます。よって、購入後すぐに防水スプレーで保護しておくことをおすすめします。
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