本革ソファーを長持ちさせるために

本来、本革は何十年も使えるとても丈夫な素材です。しかし、間違ったメンテナンスを行うことで、劣化を早めてしまうことがあります。
思わずやってしまいがちな、NGお手入れや本革を扱う上での注意点などをご紹介したいと思います。

やってはいけないお手入れとは

オリーブオイル

オリーブオイル

インターネットなどで、革を柔らかくする方法として「オリーブオイル」などの植物油を使ったお手入れが推奨されていたりします。しかし、このお手入れは染みの原因になるお手入れ方法の一つです。革は非常に浸透性の高い素材であるため、どんなオイルであっても染み込んでしまいます。
その結果、革の表面に油染みができてしまうのです。

ハンドクリーム

ハンドクリーム

細かな革の傷を目立たなくする方法として、ハンドクリームをつけて軽く擦るというものがあります。ハンドクリームは人の肌に使うものなので一見問題がないように思えますが、実はやってはいけないお手入れ方法です。植物油同様に油染みの原因にもなりますし、表面がベタついて汚れが付着しやすくなります。

靴用クリーム

靴用クリーム

革靴用のクリームには、革に光沢を出すために油成分が多く含まれているものがあります。
使用量が多すぎると、油染みやベタつきの原因になります。
また、ソファーや車のシートに使用すると滑りやすくなって、座り心地が悪くなる場合もあります。
ソファーのお手入れには、本革製品専用のクリームを使うようにしましょう。

本革ソファーを扱う上での注意点

本革ソファーを扱う上での注意点

ソファーを直射日光・外気・砂埃によるダメージから守るために、窓際から離れた場所に置くことをおすすめします。どうしても窓際に置きたい場合はソファーカバーをかけたり、窓にレースカーテンを取り付けて直射日光が当たらないようにすると良いでしょう。

また、ソファーの上で飛び跳ねない、移動させる場合などに引きずらないなど普段から乱暴に扱わないことも大事です。本革ソファーを長持ちさせるには、それを使う全ての人が愛情を持って大切に扱うことが何よりも重要です。

大切なソファーに傷や破れができてしまったら、インテリア家具リペアを行っているアヴェニールにご相談下さい。
本革ソファー修理をはじめ、カラーチェンジによる再生・リメイク、革製品の補修・修理・クリーニングにも対応しております。

 

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