革製品は水分に注意
革製品はとても敏感な素材なので、お手入れをすることはもちろん熱や日光、カビなどから守らなければいけません。
なかでも忘れてしまいがちになるのは水分です。革製品の綺麗な状態を維持するためには、水分に注意することも意識する必要があります。
革製品は濡れてしまうと状態が悪くなる
革製品を濡らしてしまうと水分が革に浸透してしまい、シミができてしまいます。シミができてしまうと水分が浸透した部分だけ変色してしまうので注意しなければいけません。
少量の水分でなく、水ぶくれができる程濡らしてしまった場合にはしっかり対処することができたとしても、乾燥させた際にひびを招いてしまう可能性があるのです。
また、乾燥しない状態で保管するとカビの原因にもなります。
注意する水分
水分は全て注意する必要がありますが、うっかり濡らしてしまうことがある水分は雨です。
最新の注意を払っていても気づいた時にはシミができていたという話はよく耳にされるでしょう。
また水分と一言でいいましても、ジュースやワイン、醤油などは、シミだけでなく色がついてしまうことになり、簡単に落とすことができなくなります。そのため、食事をする際は鞄の中に片付けるなど対策を取る必要があります。
革製品を濡らしてしまった場合
水分で濡らしてしまった場合は、早急にタオルでたたくようにして水分を取り除きましょう。
この時に擦ってしまうと素材に負担がかかりますのでとんとんとたたくことがポイントになります。
色のついた液体で濡らしてしまった場合は、固く絞った濡れた布を使ってしっかりと色を抜くことがポイントになります。
そしてドライヤーを使用するのではなく必ず日陰干しで乾燥させましょう。
乾燥後の型崩れを防ぐためには、形を整えておくことをおすすめします。
乾燥したら、革製品専用のオイルを塗って保湿をしましょう。