革鞄が型崩れする原因
荷物を持ち運ぶ鞄は大きな負担がかかるので傷みやすい特徴があります。かばんリフォームで見られる傷みの中でも革鞄の型崩れは多いと言えます。こちらでは革鞄が型崩れする原因についてご紹介致します。
表皮の傷み
表皮の傷みと型崩れは関係ないように思われがちですが、深い関係があります。
革鞄の表皮をお手入れすることは綺麗な状態を維持するためにはとても重要なポイントになりますが、頻繁に革製品専用のクリーナーやクリームなどを使用することで表皮を傷めてしまう可能性があるのです。
革製品だからと言って、クリーナーやクリームをたっぷり使用されている方もいらっしゃるでしょう。しかし、型崩れを防ぐためにはクリーナーやクリーム量に加え、お手入れの頻度を頭に入れておくと良いでしょう。
荷物の入れ方
鞄のサイズよりも大きい荷物を詰め込んでいる、重たい荷物を詰め込んでいるという方もいらっしゃるでしょう。
このような荷物の入れ方をしてしまうと鞄に大きな負担を掛けることになり、型崩れしてしまいます。
型崩れを防ぐためには、鞄の大きさに合った荷物を入れる、強度に支障が出ない重さの荷物を入れる必要があります。
保管方法
皆様は鞄をどのように保管していますか?多くの方がそのままの状態でクローゼットや引っ掛け棒に収納されているかと思います。このような方法で長時間保管していると、型崩れしてしまう可能性があるのです。
頻繁に使用する鞄であればそれほど気にする必要はありませんが、あまり使用しない鞄であれば保管する際に丸めた新聞紙やシュレッダーにかけた広告をナイロンに入れたものを鞄の中に詰めて保管することをおすすめします。